「よく出来た」ホームページ

先日他の方が作ったホームページを、修正する機会がありました。なるほどそのホームページは実に素晴らしいデザインで、とてもよく出来ていました。しかしあまりにもよく作りすぎていたために、修正作業を行うのにすごい手間がかかったのです。

例えば、レイアウトがきっちり出来すぎているので、文章を一文追加しただけでも、レイアウト崩れが発生してしまう、そういうような作りになっていたのです。

私は常々「ホームページは完成した所からがスタートです」と言っています。ホームページはチラシなどと違って、一度作って終わりではありません。何度も修正を重ね情報を追加していくことで、初めて「生きた」ホームページになるのです。

そういった事を考えると、後のメンテナンスの事をまるで考えないキッチリと作った「よく出来た」ホームページは、あまり現実に即していないのでは無いでしょうか。

しかしメンテナンスの事ばかりを考えると、今度はデザイン面がおろそかになってしまう事があります。難しいところです。大切なことは、その両方のバランスをいかにして取っていくか、という所にあるのでしょう。

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