急いては事を仕損じる

ホームページは印刷などに比べて、修正がかなり簡単にできます。
印刷はデータ作成から始まって、印刷所に出したり、出来た印刷物を配布したりする工程が入るので、どうしても大掛かりになります。
その分ホームページはその気になれば自分で更新が出来るので、タイムラグはありません。
そのため、何かあった時にすぐホームページ修正が可能です。

しかしこれが時として逆効果になります。
例えばホームページの何かを変えた後、アクセス数が減ってしまう事があります。
そうなると、すぐにその変更箇所を元に戻したくなってしまうのですが…これが実は難しいところです。
例えばホームページを変更してすぐそうなった場合、もしかしたら別の原因があるのかもしれません。
本来であればアクセス数が減った原因は何なのか?という検証が成されないといけないはずなのですが、そう考えるのはなかなか難しいでしょう。
大企業であればいわゆる「ABテスト」などを利用して、長期に渡って検証するのですが、中小企業であればそこまでの予算を組むのは難しいでしょう。

ホームページを変更してすぐに何かあった場合、元に戻したくなりますが、最低でも1ヶ月は様子を見た方がいいでしょう。
もちろん様子を見るのは慎重に行わないといけませんが、決断は素早く行わないといけません。
非常に難しいところです。

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