他言語対応は手間がかかる

ビジネスの国際化も、言われるようになってかなり久しいです。
特にホームページは世界中からアクセスできるので、英語や中国語などの他言語対応を行うところもかなり多くなっています。
しかしこうした多言語対応は、時としてかなり手間がかかります。

一番イメージしやすいのは、ホームページを作る時でしょうか。
ホームページ内の文章を、全て他原語に翻訳する必要があります。
こうした翻訳は、時に細かいニュアンスの違いなども考慮しないといけないので、専門の翻訳会社などにお願いする必要があります。
中にはGoogle翻訳やAI翻訳でいい、とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、こうした機械翻訳はまだまだ硬い文章になりがちです。
逆に考えて、もしも自身がなにか興味あるホームページを見たとして、そこにある文章が妙に硬いぎこちない文章だったら、どう思われるでしょうか?
そうした事を考えると、しっかりとした翻訳をつける事は必須だと思います。

そして無事に他言語対応のホームページが出来たとしても、それで終わりではありません。
ホームページは頻繁に更新が行われるのが特徴です。
年末年始のお休みの告知や、新商品の告知、あるいは移転や人事変更の告知など、実の多くのケースがあります。
他言語対応を行うということは、こうした更新に対しても逐一翻訳をしていかないといけない、という事になります。
費用や手間などを考えて「今回は他言語ページは更新しなくていいや」と思ったとしても、そうした事が積み重なっていくと、結果として現在のホームページと乖離した内容となってしまい、トラブルの元になります。

他言語対応のホームページを作るのであれば、そうした先の事までしっかり考えて責任ある対応をしていかないと、結局はビジネスチャンスを逃してしまうという事になります。

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