「似てるけど違う意味の言葉」というのは、日常的に多くあります。
ホームページを制作する上では「更新」と「リニューアル」は、まさにその「似てるけど違う意味の言葉」だと言えるでしょう。
では具体的に「更新」と「リニューアル」はどう違うのでしょうか?
「更新」はホームページの一部だけを修正するイメージです。
例えば「年末年始のお休みのお知らせ」を掲載したり、従業員の数が増減したときに数を直すようなイメージです。
一方の「リニューアル」は、ホームページ全体を変更するイメージです。
デザインの変更を伴う場合は、大体「リニューアル」だと思えばいいでしょう。
ところでデザインは変更しないのだけれど、文章をかなり変更する、内容をかなり変更するような場合があります。
こうした場合は「更新」でしょうか?「リニューアル」でしょうか?
デザインの大幅な変更を伴わないのであれば「更新」の範囲だと思いますが、それでも作業に数日~数週間かかるような作業であれば「リニューアル」と言ってもいいかもしれません。
この辺りは制作会社などによって違ってくると思います。
私が常日頃言っているのは「更新」を頻繁に行おう、ということです。
逆に言うと「更新」程度の修正であれば、頻繁に行うことが出来ます。
「リニューアル」はそれこそ、数年に一度やるようなイメージです。
中にはホームページを作って一ヶ月と経たないのに、内容を大幅に変える、といったお願いもあります。
もちろんその社の方針などもあるので一概には言えないのですが、ホームページが完成してすぐの大幅な更新・リニューアルはあまりオススメいたしません。
見ている人も、きっと戸惑ってしまう事でしょう。